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【宿泊記ブログ】愛媛-目の前にお城!NIPPONIA HOTEL 大洲城下町の魅力を語りたい!

一歩早めの夏休みを取り、愛媛に旅行してきました。

そこで素晴らしいホテルに滞在し、1泊2日の小旅行とは思えないほど充実したエネルギー満タンで帰ってくることができたので、
ぜひ、ご紹介します。

今回おすすめしたいホテルは、愛媛にあるNIPPONIA HOTEL 大洲城下町 です。

 

こちらのホテルのおすすめポイントは、

ポイント

・歴史ある落ち着いた町並みが情緒豊かな旅を演出してくれます
・同じ部屋は2つない、街にとけ込む伝統家屋を活かしたお部屋でゆったりとした時間を過ごすことができます
・地元の素材を活かした和と洋のフュージョン料理はにはこのためだけに訪れたいくらい価値がある
・松山から1時間の好アクセスで他の観光地もしっかり堪能できます

です。今回は、

1.「ホテルの概要と魅力」編 ←今回はココ
2.「お部屋・アメニティ」編 リンクはこちら
3.「お食事」編                               リンクはこちら
4.「大洲の街」編                           リンクはこちら

の4構成でお伝えします。

第1回目は、「ホテルの概要と魅力」編です。とにかく素晴らしい体験だったので、記述もエネルギッシュ(多少暑苦しい)かもしれませんが、その点はご容赦ください。

 

 

NIPPONIA HOTEL 大洲城下町 概要

NIPPONIA HOTEL 大洲城下町は、愛媛県大洲市、大洲城のお膝元に誕生したホテルです。

2020年7月に開業していますので、この時期はちょうど誕生1周年でした。

大洲市は、愛媛県南伊予地方にあり、「伊予の小京都」と呼ばれています

一級河川・肱川の流域いに築城された大洲城の城下町として発展しました。

「NIPPONIA HOTEL 大洲城下町」はこの大洲城の真下に位置しています。

場所はこちら *Google マップに表示されている LE UNはフロント棟の隣りにあるレストランです。

大洲は、松山市内から有料道路を使用すると約1時間、下道で1時間15分程でした。

電車を利用する方は、伊予大洲駅まで送迎があるそうです。また、松山空港〜伊予大洲駅のリムジンバスも出ているとのことでした。

では、ここからいよいよNIPPONIA HOTEL 大洲城下町の魅力を語らせていただきます!

魅力1 「伊予の小京都」落ち着いた町並みが情緒豊かな旅を演出

旅の目的や何を魅力的と感じるかは人それぞれだと思いますが、印象深い旅の余韻は「その地で見た忘れられない街並みや風景」の記憶に残っている気がします。

大洲の歴史は鎌倉時代までさかのぼり、江戸初期に豊臣秀吉の家臣だった加藤氏が伊予大洲藩6万石の城主として入城以降、城下町として栄えました。

街の中心に位置する大洲城「築城の名手」と呼ばれた藤堂高虎、そして「賤ヶ岳の七本槍」の1人脇坂安治により大規模な改修をすすめられ近世城郭として整備、その後加藤氏の入城で伊予大洲藩の政治と経済の中心として発展しました。

明治期には地元住民の希望により天守閣と櫓を除いて破却、その後老朽化を理由に天守閣は取り壊されましたが櫓が残され、地元民に愛されるシンボルとなっていました。

そして、大洲市市制施行50周年記念事業として平成16年(2004年)に天守閣が当時の伝統工法を用いて復元されました。

総工費16億円のうち、約5億円は地元住民の寄付によるものとのことですので、いかに地元の方にこの大洲城が愛されていたかが伝わります。

肱川から見る大洲城天守閣は、後ろの山並みとも調和し、静かに大洲市を見守っているようでした。

また、大洲市は古い街並みが大切に保存された街でもあります。江戸時代の町割と家並、明治期の街並みが忠実に残され、地元のお店や料亭、ホテルとして活用されています。

小規模ながらも当時の面影を宿す街並みは手入れも十分に行き届いており、歴史を大切に守り育んできた地元の方々の深い愛情が感じられるようで、大切に作られた作品を手にとる時に感じる心地良さがありました。

「伊予の小京都」は古き良き日本の歴史と市井の人々の絆を感じさせる温かい街です。

魅力2 街にとけ込む伝統家屋を活かしたお部屋でゆったり過ごす

さて、こんな魅力的な街に点在するNIPPONIA HOTEL 大洲城下町。

宿泊施設となっているのは、江戸期〜明治期に建てられた伝統的な町家や藩の重臣の邸宅だそうです。

例えば、今回私たちが宿泊した施設(SADA棟)は街のお医者さんに貸し出されていた家屋だったとの説明を受けました。

その他にも、元禄創業の割烹料亭として利用されていたお宅藩主・加藤家の別邸、木材で財を成した豪商の邸宅などが当時の面影を残しながらも現代風にアレンジされ、リラックスできる空間として改装されています。

というのは、伝統家屋のそのままでは、残念ながら冷暖房完備が常識、ウォシュレットと広いお風呂でのんびり足を伸ばすことに慣れた現代人の私達はリラックスることができません(昔の日本人は背が低いので)。

しかし、快適性ばかりを追求しては、伝統家屋に宿泊する意味がありません。

土壁や木枠の窓、古い土間などは残しながら、冷暖房設備や広々とした檜風呂・シャワー、ウオシュレットが導入されています。

冬の時期には木枠の窓からは冷気も入ってくるようですが、その点は十分に暖かくなるための配慮がされているようでした。

現在では、12棟が建設されていて、これからも増える予定とのことでした。

また、お部屋には時計がありません。運営会社VGMホテルズの方針です。

歴史建築の風情や非日常の空間を楽しんで頂くため、お部屋にはテレビや時計、明々とした証明をご用意しておりません。

それもまた慌ただしく時間を気にすることなく「時間を味わう」特別な体験ができました。

尚、伝統家屋が一棟まるごとホテルになっている棟もあるので、防音性は低いものの、子どもさんが多少遊んでも他の方に迷惑を掛けることもないでしょう。この街並みの中では子どもさんのにぎやかな声も街の風景に溶け込んでしまうのではないかと思います。

すっかり少なくなってしまった日本の伝統家屋に宿泊する体験を子どもさんにさせてあげるのも、絶好の体験になるかもしれません。

*ホテルは0歳から宿泊可能、とのことでした。

魅力3 地元の食材を活かした食事にはこのためだけに訪れたいくらい価値がある

旅の目的に「美味しい食事」を掲げる人は多いことでしょう。

最近は日本でも「オーベルジュ」のようにレストランを起点とした宿泊施設の運営も増えてきました。

NIPPONIA HOTEL  大洲城下町でも地元の食材を活かして和と洋のフュージョン料理を提供する「LE UN(ルアン)」で夕食、朝食が提供されていましたが、この食事が秀逸でした。

ホテルのある愛媛県は、自然豊かな四国地方の地の恵みと、広い広い太平洋に面している海の幸を味わえる立地としても優れた地域であることは間違いありません。

地元で栽培されている米「てんたかく」(開発は富山県)のお米の甘みは絶品でしたし、「お姫様のように大切に育てられている」愛媛のブランド牛・愛姫牛(あいひめぎゅう)は赤身のお肉にも関わらずしっとりと柔らかく旨味がぎゅぎゅっとつまっていました。

しかもその素材がシェフの腕によって和と洋の素晴らしいマリアージュを発揮していました。

地元で育てられた夏のお野菜を中心にアレンジされたディナーは、1皿1皿が繊細で透明感のある味わいで、体にすっと取り込まれていきます

正直、フランス料理を代表とする西欧料理は、秋〜冬が特に美味しいと思っていましたが、見識が足りませんでした。
夏野菜でこんなに美味しいディナーをいただけるとは思わず。

期待を遥かに超えるディナーに友人と2人で「美味しい」という言葉しか出ませんでした。

サービスの方に伺ったところ、シェフは神戸から来られたシェフとのこと。

翌朝は、つやつやと輝くお米がふっくらとたかれ、薄味ながらもしっかりとお肉の旨味を引き出した肉豆腐に舌鼓をうち、しっかり英気を養うことができました。

この食事を食べるためだけに大洲を訪れる価値がある、そう思える素晴らしい食事でした。

魅力4 松山から1時間の好アクセスで愛媛県をしっかり堪能できる

「宿の魅力はよく分かったけど、せっかくなら他の観光地も訪れたい」

そう思われる方も多いのではないでしょうか。

私自身も、旅行に行くなら「ひっそりとしたホテルでゆっくりしたいけど、せっかくなら有名な観光地にはしっかり訪れたい」と思います。

その点もNIPPONIA HOTEL 大洲城下町は、松山市内からアクセスがとても良かったです。

有料道路を使用すれば1時間程度で移動できる距離であれば、かの有名な「松山城」や日本最古の温泉「道後温泉」にも立ち寄ることができます。

実際、同行した友人はこの日の午前中に高知のカルスト台地、午後には道後温泉を堪能して合流していました。

有名な観光地から遠すぎない距離にあり、にぎやかな観光を楽しみながら、宿泊施設では食事やお部屋を堪能して旅の想い出を重ねていくのは充実した旅の大切なポイントかも知れません。

このホテルをおすすめする方

以上4つのポイントからNIPPONIA HOTEL  大洲城下町の魅力をお伝えしました。

 

ニッポニアホテル

このホテルの魅力が伝わりましたでしょうか。

確かにこのホテルには、最新の豪華な設備やプール、スパ、カフェといった充実した付帯設備があるわけではありません。

また、残念ながら温泉は引かれていませんので、温泉を楽しみたい、という方のニーズは満たさないかもしれません。

しかし、大洲城の麓で静寂の中、木枠の窓から星を眺めながら古い伝統家屋で過ごす夜は心地よく、ラグジュアリーホテルでのひとときとは一味異なる懐かしさと心地よさを感じます

このホテルは

ポイント

・土地の歴史にふれ、地元の素材を味わい堪能するスペシャルな旅がしたい方
・豪華な設備はなくても良い、日本の伝統家屋を再構築したホテルのストーリーを感じ、のんびりゆったりした旅がしたい方
・旅の目的は食事!特に食にはこだわりたい方
・松山や今治に滞在予定だが、そこから少し足を伸ばしても良い方
・帰省が制限される中、子どもたちと日本の夏を味わいたいご家族

などにおすすめです。

まとめ

第1回目では、NIPPONIA HOTEL  大洲城下町の魅力を4つのポイントに分けて語り尽くしました。

次回からは、ホテルのお部屋や食事などの詳細をお伝えします。

↓お宿のご予約はこちら
NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町

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